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●2009年3月28日

記録的な暖冬に終わった今年の冬だが、3月最後の週末、予期せぬ強い寒気が戻ってきた。これは北へ向かうしかないと、湖北行きを決行。いつもより遅めの7時に家を出発。湖西線から眺める比良も湖北の山々も、たったこの二日間の積雪で、今年の平均的な2月時よりもずっと白く染まっていた。白い山を見ると、期待と緊張感が高まってぞくぞくする。

マキノ駅で下車。そこから6kmほど走ってマキノスキー場につく。ここでの積雪はなく、スキー場もだいぶ前から休業している。登山道は、いきなりの急登で始まり、雪に埋もれた丸太階段の道が延々と続く。ところどころ獣の足跡があるが、人のものは一切ない。

雪に埋もれた階段道が続く

半分位まで高度を稼いだところで立派な四阿のある広場、武奈ノ木平に出た。ここから先は雪が深く積もっている。ただ、登山道は良く整備されているし、積雪もさらさらの新雪のみなので、ほとんど雪に足を取られたりすることなく進めた。

武奈ノ木平

登山口から2時間余りで江若国境尾根の鞍部である粟柄越(あわがらごえ)に着く。かつては若狭から近江を経由して京を結ぶ街道として往来があったというが、今では巨大な鉄塔と高圧電線に取って代わっている。

粟柄越から赤坂山へ向けて

赤坂山山頂までは、そこから約20分。山頂付近は樹木やササがなく、腰まで雪に埋もれながら直下の斜面を直登して山頂に立つ。遮るものが何もなく360°見渡せる。これほどの好眺望、自分以外に誰もいないのが不思議なくらいだ。中央分水嶺を辿る高島トレイルとして立派に整備されたコース、もっと人が来ていてもおかしくない。

ここから三国山に向かって縦走する。花崗岩が風化してできたガレ場、明王の禿を通過する。崩壊地は立入らないようにチェーンで仕切られている。

「明王の禿」の手前 「明王の禿」から赤坂山を振り返る

そこから三国山にかけての登山道は、尾根から外れて山腹を上下左右にぐねぐね進む複雑なルート。ここで、今回初めて導入したGPS(eTrex Vista HCx)が大活躍。今回、ウェイポイントを登録しなくても登山道が内蔵の地図に表示されていたので、登山道を少し外れてもすぐに軌道修正できた。僅か4〜5万円位の出費で十分すぎるくらいの恩恵を受けられ、確実に行動範囲を広げることができる便利なツールだ。

それでも赤坂山から三国山へは雪の障害が大きく、コースタイムの倍の2時間ほどかかった。山頂は狭く、灌木に囲われていて風も吹かないので、ここで遅めの昼食のラーメンを作る。

三国山へ続く坂道

三国山からの下りは、ジグザグの道を下る。雪の下りは楽である。一気に黒河峠(くろことうげ)の林道へ出る。ここで、サングラスを落としたことに気づいて、標高差60mくらい登りなおす。林道にも雪が積もっていたが、少し下ればダートの表面が現れ、ダウンヒルで一気に滋賀県側を下る。追坂峠経由でマキノ駅に17時に着いた。

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