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2011年6月11日(曇)

天気予報が一日雨だったので、舗装路で山頂まで行ける山ということで選んだ。比良山系の最北端の山である。

地形図を見ると、三角点より西側にある最高地点のピークに見慣れない記号があるが、これが航空自衛隊のレーダー基地であり、ふもとの長尾集落からここまで舗装路が延びている。これを使って山頂まで往復すればいいだろう。

午後、安曇川駅を出発。天気予報は外れ、雨は午前中に止んでいた。30分走り、長尾から山頂へ向かう分岐の入口に立て看板があり、「1q先で土砂崩れがあり、H23年3月からH24年3月まで通行不可」みたいなことが書いてあった。いつものことなので、特に気にせずそのまま進む。

やがて土砂崩れの現場に着いた。予想していたよりも規模の大きな土砂崩れだった。

根こそぎ倒れた大木が幾重にも重なって道路をふさぎ、いつもと違って崩れた部分の上を通りぬけることができない。右手の斜面を少しよじ登ってみたが、とても無理。ここで長々と格闘するが、もはや引き返すしかなさそうだ。

ところがよく見ると、道路の左手が狭い谷地になっている。ここから通りぬけできるかも知れないと思って路肩から下へ降りてみると、工事関係者のものと思われる細々とした踏み跡が続いていた。木々の間をくぐり抜けて、わずか1分ほどで土砂崩れの向こう側へと出られた。

その後も10%勾配ほどの坂道を登坂し続けていたが、足にチクチクする痛みを覚えたので自転車を止めて靴と靴下を脱ぐ。

靴の中に小枝が挟まっていただけならよいが…案の定、足に
ヒルが喰い付いていた。

この山でヒルが出るという情報はなかったが、すぐ南の蛇谷ヶ峰がすでに汚染されているので生息していても不思議ではなかった。しかし今回はほとんど舗装路しか通らないので気にも止めていなかったが、土砂崩れを迂回した僅か1分間のうちにやられてしまった。

吸血し始めてからまだ20分ほどしかたっていなかったので、ヒルはまだふくれておらず細々としていた。

アスファルトの地面に叩き落とすと死んだ振りをしていたが、しばらくして尺を取って動き始めた。ライターで炙ると動かなくなったが、念のため小石を使って粉々になるまですり潰しておいた。

それにしても、じわじわと生息域を拡大しているのが気になる。比良・朽木・北山を含め、安曇川流域はほぼ全滅であろう。

舗装路を終点まで登り詰める。さらに上方のレーダー基地に向かって道が延びているが、特に興味ないのでそちらへは向かわず、東へ延びる未舗装の道を進み、途切れたところで山の中の細い踏み跡に入る。ヤブをくぐり抜けると、阿弥陀山一等三角点のある僅かに開けた場所に出た。

降雨直後で地面が湿っていたので周辺を注意して観察してみたが、ヒルは見られなかった。どうやら谷筋だけに生息しているのかも知れない。そこで、舗装路を往復すると再度ヒルに付かれる危険があるので、反対方向の尾根道を太山寺に向けて下ることにした。最初はしっかりした踏み跡があり、乗車して飛ばして下った。後半は踏み跡が不明瞭になって少し迷ったが、無事、被害を受けることなく集落へと辿り着いた。


【安曇川駅(13:35)〜長尾(14:10)〜阿弥陀山三角点(15:25/15:30)〜太山寺(15:50)〜安曇川駅(16:10)】

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