■堂山 MTB          ■自転車旅行記へ

●2013年9月28日


赤は登山道、黄は車道


【アルプス登山口(10:27)~迎不動(11:00)~鎧ダム(11:30)~新免分岐(12:05)~▲堂山(12:30/13:15)~新免分岐(13:40)~新免(14:45)】


湖南アルプスを代表するはげ山である。標高400mに満たない低山ながら、自転車にとってはなかなか厳しかった。

登山道に入ってまもなく、古い堰堤がある。この山域は古くからの森林伐採により大量の土砂が流出したため、100年以上も前からこのようにして砂防工事が続けられている。 鎧ダムから天神川に流れ込む沢を遡る。結構岩が多く、急な道である。   鎧ダム。地図ではダム湖であるが、このように流出した土砂が堆積して河原のようになっている。目印もないので、地図を見ながら適当に進むと、やがて左手に道を示すテープが現れる。
しばらく普通の登山道だが、やがて展望の良い岩場にでる。風化した岩やザレた足元の悪い斜面など、はげ山の様相を呈してくる。大岩やフィックスロープが連続する。

このような岩場が連続する。大岩の間に自転車を通すのに四苦八苦する。上の図も、自転車と岩に体を挟まれて身動きできない状態。 堂山山頂。誰もいない。昼食休憩などしていたが、体長5㎝の超巨大スズメ蜂につきまとわれて、早々に退散した。
岩と岩の間は、体がやっと通るくらいの隙間しかない。加えて、大岩には鎖もロープもないので、自転車には完全に不向きである。


行きと同じ道を引き返す。登りよりも下りの方が難しい。どうやって降りようか思案中。
途中の分岐から新免方面に下る。相変わらず、風化した花崗岩の滑りやすい道が続く。
比叡山方面の眺望も良いが、炎天下では少々きつい。しょせん標高300mとあなどっていたが、まさに登山道はアルプスさながら。想像していたよりはるかに疲れた…。

THE END


inserted by FC2 system