■旭山・ヒキノ MTB          ■自転車旅行記へ

●2013年10月13日


赤は登山道、黄は車道・林道


【永源寺支所(9:10)~政所(10:00/10:13)~東山(11:23)~旭山(12:08/12:20)~
ヒキノ(13:30)~ノタノ坂(14:55)~廃林道(15:10)~政所(15:45)~八日市(17:05)】

バスの時刻表が改正されて、八日市駅から政所までバスを乗り継いで行けなくなり、途中の永源寺支所で下車した。それも去年は近江バスだったのが、今回は『ちょこっとバス』という名の町営バスに変わっていた。相変わらず、乗客は自分一人であった。永源寺支所から約1時間かけて、登山口の政所まで走った。

     
登山口。写真の車道をまっすぐ行くと君ヶ畑を経てミノガ峠へ続いているが、崩落により通行止めであった。右手の尾根伝いに踏み跡が延びているので、これを行く。

踏み跡は最初だけであり、やがて消える。急勾配の尾根をひたすらジグザグに登る。伐採された倒木で結構歩きにくくなっている。

  1時間担ぎっぱなしで、稜線に上がる。東山から旭山にかけては踏み跡がなく迷いやすい尾根である。

旭山の三角点。この辺りから送電線の巡視路が合流してくるため、断然歩きやすくなる。

鉄塔のまわりはここまで開かれている。このコースの一番の醍醐味は、鉄塔からの眺めに尽きる。しかもマイナールートのため誰もいない!

続く三角点、ヒキノ。送電線の巡視路はアップダウンの多い南北の長い尾根を行くが、下りは乗車できるところも多い。

p761鉄塔より。鉄塔の向こうが銚子岳と静ヶ岳、左の奥が藤原岳。この左斜め後ろには御池岳も見える。
充分満喫したのち、ノタノ坂から御池川林道に向けて谷筋を下る。

  最高気温が26℃と、10月中旬とは思えないくらい気温が高かったのでヒルの出現を恐れていたが、遭遇せずに済んだ。峠道はあまり使われていないだけあってさほど状態はよくない。踏み跡はところどころで不明瞭になるし倒木もある。

右写真のように、谷筋を高巻くところでは獣道程度のトラバースになることもある。自転車を担いでいると少々おっかない。
 

ノタノ坂から15分で廃林道に出る。5時間、山の中では全くの一人であった。その後、御池川林道に合流し、近江八幡までの長い道のりをチャリンコで走った。しかし、途中で背中(腰?)が痛くなり、とても耐えきれないような激痛に変わる。政所から東山への登りで、一時間急坂を担ぎっぱなしであったことが原因であろうか。そんなにハードだとは感じていなかったが…。腰痛をこらえたままJR近江八幡駅に向けて走っていたが、結局、残り僅か6kmのところでギブアップ。近江鉄道の市辺駅で目の前を電車が行ったばかりであったが、そこから40分待って次の列車で輪行して帰った。

END


inserted by FC2 system