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2010年6月27日(くもり一時雨)

ずっと降り続いていた雨が一時的に止んでからの出発。行先は、湖南アルプスの裏側にある猪背山。国道はいつのまにか新道のバイパスができていて、旧道にあった登山口は使えなくなっている。新道沿いに新しい登山口を見つける。ガードレールの向こうに、うっそうとした登山道が延びている。

11:10 バイパス脇にある猪背山登山口

登山道は薄暗く、ジメジメしている。気温・湿度が高いせいで、異常に汗が出る。飲料水を1リットルしか持参しなかったのは、大きな誤算であった。水分不足が原因ですぐにばてた。この日はまだ誰も登っていないらしく、蜘蛛の巣や毛虫を振り払い続けながら進んだ。頂上近くになると、踏み跡があちこちに分散して曖昧な道になってきた。

猪背山山頂。553mと標高を記した立派な看板が立っている。ザックを地面に置いて休憩するが、虫がやたら多い。蚊取線香をつけたが効果なく、巨大な蚊が顔や手を攻撃してくる。休憩をあきらめて先を進もうとすると、足元に蠢くヒルを発見。無理やり振り払い、逃げるようにして下山。

下山中も、地面に置いていたザックにヒルが付着していたようで、首筋まで這いあがってきたヒルを捕まえて払い落す。吸着力が強く、なかなか手からも離れない。一方、蜘蛛の巣の方は相変わらずで、振り払うのも面倒になってきたので、途中からは構わずにそのまま進んだ。もう一つ山を登る予定だったのに、水も尽きてしまった。

登山道から脱出し、未舗装の林道に出る。この林道を下っていくと、国道(納所)へ出た。旧道の方をさらに信楽側へと進んでいくと、ガラクタが両側に陳列された意味不明な屋敷がある。「のそっと村」と書かれた看板のある食堂?では飼い犬もいるし、人の住んでいる気配もする。

13:10 ガラクタ屋敷?

再びバイパスと交わったところに自販機があり、ようやく水分補給できたので、2つめの山、黒山の登山口へと向かう。

ところが登山道に踏み入れてすぐ、目の前をヒルが直立した状態で踊っているのを目撃。その後もたて続けに発見し、結局20mも進まずに引き返した。登山口まで戻ってみると、脛の辺りに3匹も付着していた。アスファルトの道路の上に叩き落とし、ライターで炙って処分しておいた。滋賀県でのヒルの分布は、鈴鹿と比良の一部くらいだろうと思っていたので、予想外だった。夏の間は、到底この山域に近寄らないだろう。

13:42 ヤマビル

おまけ。瀬田川沿いにいたウシガエル。体長20p位。

14:30 カエル

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