■経ヶ岳 MTB ■自転車旅行記へ
●2012年5月26日
福井県にある経ヶ岳に登ることにしたが、アプローチが長いので余裕をもって前夜泊とした。標高550mの六呂師高原にある温泉付きの宿(ホテル?)に泊まる。しかしホテルは古くてサービスがケチ臭く、とても金額に見合ったものではなかった。残念である。
朝5時半にホテルを出発する。六呂師高原から更に舗装路を登り続ける。大野平野のどこから見ても荒島岳が堂々と聳えているのに対し、それより標高が100m以上高いはずの経ヶ岳は前衛の山に阻まれて全く見えない。 |
登山道はごく普通。尾根に沿って保月山、釈氏ヶ岳、中岳という前衛のピークが連なる。 釈氏ヶ岳のピーク辺りから森林限界となり、快適な尾根歩きとなる。笹がきれいに刈られた道が延びていて、前方に経ヶ岳の端正な姿がようやく現れた。(写真左側は中岳、右側は経ヶ岳)。 最後は心臓破りの急坂を登り切って経ヶ岳山頂に着いた。 山頂からの眺めは、晴れているにもかかわらず大気が霞んでいて今一つである。残雪を冠した白山もぼやけていて少々期待外れだった。 |
いよいよ縦走路に入る。 |
縦走路は一応踏み跡は繋がっているのだが、両側から笹が覆いかぶさるように倒れこんでいるので、両手で掻き分けながら進む。笹の密度が濃いところでは掻き分けたくらいでは前に進まないので、右手で自転車を頭上に持ち上げて笹より高い位置に持ってきて、左手で笹を分けながら進んだ。 |
この面倒な薮コギが延々と続いていたならば再び自転車を放り投げるはめになっていたに違いないが、今回は距離にして1km足らずという極めて短い区間だったので何とか挫折することなく突破できた。縦走路上にはカタクリの花がたくさん咲いていた。 |
そこから先は荒れた感じではあるが法恩寺山に近づくにつれて徐々に状態は良くなってくる。 |
【六呂師香華(5:25)〜経ヶ岳登山口(6:17/6:34)〜保月山(7:35/7:48)〜釈氏ヶ岳(8:37)〜中岳(8:52)〜経ヶ岳(9:35/9:58)〜北岳(10:35)〜白山伏拝(12:30/12:45)〜法恩寺山(12:57/13:11)〜スキージャム勝山(13:39)】
経ヶ岳GPSログ