■三国塚 MTB ■自転車旅行記へ
●2011年5月15日(晴)
近江百山の一つである「三国塚」であるが、山頂のすぐ近くまで(過去にも通ったことがある)三国越林道が通っていて、これだけでは物足りないので近辺にある三角点三座と合わせて登ることにした。全部で四座、全て国土地理院の地形図に山名表示のない超マイナーな山ばかりであり、縦走形式ではなく林道でつないで単独ピークハントを繰り返す方式である。
JR月ヶ瀬口駅で降りる。ここは三重県なのか京都府なのか分からなかったが、後で調べてみるとぎりぎり京都府だった。駅名は「月ヶ瀬口」であるが、「月ヶ瀬」は奈良県の地名である。この辺りは京都・滋賀・三重・奈良の四府県が近接しているエリアでややこしい。ちなみに、駅近辺には無数の赤いダニ(体長1mm程)がいた。
●クノスケ 二等三角点 586m |
山頂は展望がないのはもとより、雑草が茫々と生えていて落ちつける場所はない。無骨なテレビ用アンテナが建っているが、ほとんど人が入っている形跡はなく、虫が多いので早々に退却した。 |
●三国塚 三角点なし 628m |
●コウモリ岩 三等三角点 609m |
●牛塚山 三等三角点 647m 京都府・滋賀県境の牛場越からアプローチ。地形図にルートを示す破線はないが、尾根通しに踏み跡があるだろうと行ってみると、峠からはガケのような斜面で取り付くのは不可能。峠の少し東側の谷へ入る部分に目印のテープがあるが、入口の薮がひどく、その先も踏み跡が延びているようには見えなかったため断念。 結局、峠から京都府側へ行きすぎたところで石積み擁壁が途切れたところから取り付いた。しかしこのルートではすぐに薮に閉ざされ、バイクを枝に絡ませながら尾根の方へと水平移動を開始。尾根に出ると予想通り踏み跡が現れ、これを辿って山頂へ。 |
下りも同じ尾根道を引き返す。踏み跡にも蛇が多く、極太のアオダイショウの他、マムシもいた(右図)。 |
その後、余力があれば童仙房西端にある三ヶ岳へ向かう予定であったが、薮に労力と時間を割いてしまったので中止して月ヶ瀬口駅へと戻った。