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●2007年11月3日

初日は時間との勝負。朝5時52分の電車に乗り、8時2分に近鉄下市野駅へ到着。そこから標高差1000m、距離40kmの舗装路(国道309号線)を走る。

4km以上の長いトンネルを抜けて天川村に入ると国道とは思えない寂しい道となるが、御手洗渓谷の紅葉を見に訪れる観光客で賑わっている。本当に奥深い山の中だ。結局、飯も食わずに走ったおかげで昼の12時過ぎに標高1100mの登山口に着いた。登山口の行者還トンネル手前には、登山者の車が何十台も道路脇に連ねて駐車してある。

国道309号 行者還トンネル


登山口

登山道は予想通り樹林帯の中を延々と進むもので目だった岩場はない。最初は担ぎ通しの急登が続くが、やがて押しがメインになってくる。気温は5℃前後だが登山中はそれほど肌寒くも感じず、長袖シャツ一枚で十分だ。紅葉は山の中腹でピークを過ぎている。最後に階段の登りが続くが、ここでの担ぎは休み休みになる。時間的に余裕が出てきたのでゆっくりしたのもあるが、コースタイムよりも1時間遅れで弥山に到着。予約していた小屋に宿泊手続きをした。

弥山(1895)

弥山から八経ヶ岳を見る

小屋の宿泊者は70人程。小屋の受付と案内をしてくれたオヤジは言葉遣いは荒くてもまだ親切な方だ。小屋の主と思われる別のオヤジがいたが、こちらはかなりの変人の様子だ。次の日の朝、売店でパンを買おうとして手に取って選んでいると突然、「おい、何をしている」と声を張り上げられた。別に不審な行動をしていたわけではないのに。さらにパンを買って小屋を出た直後、「ガチャリ」と背後で小屋の出入口の鍵をかける音が…。その時、小屋の外にいたハイカーの人達は、「あの人はちょっとこれだから」とクルクルパーのジェスチャーをしながら言っていた。このことを帰ってから知人に話してはみたが、悲しいことに「山へ自転車を持っていく方がクルクルパー」と言われて取り合ってもらえなかった。一方、建物自体はかなり綺麗なほうで寝る場所も快適そうに見えたが、またしても近くに壮絶なイビキを発する人が現れ、同じ部屋の半分位の人が途中で目を覚ましていた。


●2007年11月4日

翌朝は八経ヶ岳に向けて5時半に出発。ほとんどの人が朝食待ちのため未だ小屋に残っている時間だ。40分ほどで山頂に着くと、カメラを据えた人が二人いるだけで、やがて静かな日の出を迎えた。

近畿最高峰、八経ヶ岳(1915)

八経ヶ岳(左)と弥山(右)

あとは来た道を引き返すだけ。帰りの登山道で八経ヶ岳を振り返ってみると、捜索ヘリが山頂を旋回後、尾根伝いをすれすれに飛行していた。遭難者が出た模様だ。次に予定している山行はかなり危険な香りがするので、自分も遭難しないようにしなければ。


終わり

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