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2012年1月9日(晴→曇→雪)

霊仙山といえば鈴鹿の霊仙山が有名であるが、こちらは比良の最南端にあるややマイナーなピークであり、冬期の登山記録はほとんど見られない。雪の状態も見当つかなかったので、スノーシューと6本爪アイゼンの双方を装備することにした。

JRワニ駅で降りる。山の方を見ると、比叡山系には全く積雪が見られず、比良山地はほとんど真っ白だ。ただし標高の低い霊仙山だけは、全体が樹木に覆われていて山肌の状態まではよく分からず、樹木の上に融け残った雪だけが白く見えている状態であった。

← 左のピークが霊仙山(標高750m)。右の権現山以北のピークは全て雲に閉ざされていた。

途中から林道(栗原林道)になる。林道は全線舗装であるが、標高300mを超えると路面に残雪が現れ始めた。ただし、登山者の車が往来しているので、轍の上は走行できる。

標高400mになると轍の上も雪となり、バイクを押して歩く。しばらく行くと登山届投函箱が設置されている分岐が現れた(標高420m)。ここで分岐を直進すればズコノバンを経て権現山へ行くための登山口があり、車の轍は全てそのまま直進している(右写真)。

一方、霊仙山登山口に行くにはこの分岐を左に折れてNTT無線中継所のある林道終点まで行かなければならないのだが…

写真の通り、ここから先の林道上は車の轍どころか人の踏み跡すらない(鹿の踏み跡はあった)。しかも雪は深く、重い。

ここでスノーシューを装着するが、軽く10〜20pは沈む。あまり効果がないようだ。

結局、冬に権現山や蓬莱山へ行く場合、急坂があって登り返しもある霊仙山を経由せず直接ズコノバンへ行く谷ルートが一般的らしい。確かに霊仙山は夏季でも単独で登られることは余りないし、仮に登られたとしても比良縦走の単なる通過点でしかないことが多いようである。

登山道はすっぽり雪の下に埋もれているが、尾根をほとんど直線状に登っているようなので大きく見失うようなことはない。ただし、急勾配のラッセルで非常に息が切れるし、スノーシューでの歩行は普段使わない筋肉を動かしているためなのかすぐに足が痛くなる。積雪は30〜40p程度なのだろうが(憶測)、柔らかい雪なので20p位は沈む。これならスノーシューを外して登った方が楽だったかも知れないが、着脱が面倒なので結局下山するまで外さなかった。
写真の撮り方が下手なのであまり急には見えないが、実際はかなりの急坂 →

霊仙山の山頂は少し開かれていて権現山のピークが見えたが、天候が悪くなっていてそれ以上の視界はなかった。風がそこそこあり、雪が舞っていて非常に寒く、防寒具は準備していたので役に立ったが使い捨てカイロも持参すれば良かったと後悔した(持ってくるつもりだったが忘れた)。勿論、反対側からも踏み跡はない。ピークから少し離れた場所でカップ麺を作って昼休憩にしたが、結局30分以上とどまったために却って体を冷やしてしまった。食事をいつも通りの簡易なものにして、そそくさと下るべきだった。

下りはズコノバン経由で下ろうかとも考えたが、登り返しがあり時間もかかるし、人と遭遇する可能性も高いし、自分のつけたトレースを下ることにした。どのみち自転車が活用できる場面はない。(権現山を超えて花折峠へ降りれば有効活用できるが、そこまでしたくない)

それでもトレースのない新雪を単独ラッセルして得た登頂ということで、小さな達成感を得ることはできた。

【和邇駅(9:40)〜権現山登山口(10:30)〜霊仙山登山口(11:00)〜霊仙山(12:15/12:50)〜霊仙山登山口(13:25)】

霊仙山GPSログ

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