■長老ヶ岳・地蔵杉 MTB          ■自転車旅行記(年度別)へ   ■自転車旅行記(地域別)へ

2010年5月15日(晴)

京都丹波の名峰といわれる長老ヶ岳は、府内に14座ある900m峰の一つで、京都北山の西の外れに位置している。展望の良い一等三角点で訪れる人も多く、登山口の仏主から整備された登山道があるが、今回は山頂のすぐそばまで延びている林道を使ってアプローチする。林道はしばらく行くと閉ざされたゲートがあり、工事用車両のみ通行可となる。林道の途中では林業関係の車が何台か駐車してあり、木を伐採する音が聞こえている。勾配はそこそこ急だが、路面状態の良い舗装路が終点まで続く。

そこからは整備された階段の道を使って、5分で長老ヶ岳の山頂に着く。人気の山だが、まだ朝早いので誰もいない。立派な石標が設置されていて、私設プレートもやたら多い。三角点は一等なので大きめであるが、角が欠けている。

9:47 林道終点から長老ヶ岳登山口

9:55 長老ヶ岳山頂(917m)からの眺め

そのまま整備された登山道を東に進む。最初の鞍部で、先ほど通った林道のところへ降りてくる。その先のp831で明瞭な踏み跡は稜線を離れて右に折れるが、これはどうやら美山側へ降りる道のようだ。ここから先の稜線上も仏主峠の方からの道が続いているはずなのに、予想外にも急に踏み跡が途絶えて若干通りづらくなる。続く鞍部がどうやら仏主峠のようだが、もはや峠としての役目は終わっているようで、地形図にある点線の道は跡形もない。林道開通によって消失してしまったようだ。

先を進む。ところどころでイワカガミが群生しており、新緑の眩しい明るい尾根だ。踏み跡は薄いものの、快適な尾根歩きが続く。標高830mへの急登が終わると、痩せた尾根へと変わり、ブッシュを避けながら進む。やがて、両側が切れ落ちた岩稜の様相を呈してくる。ガレの上に樹木がはびこっていて、どう進んでいいのか分からない。さすがに道を間違えたかと思って引き返すが、他のルートは全く見当たらず、結局戻ってくる。マイナールートにありがちだが、足を置いたり手で掴んだりした岩がボロボロと崩れ、バランスを取りながら前に進むのにかなり慎重を要した。この僅か50メートルほどの区間で大幅に時間を費やす。

12:14 脆い岩の痩せ尾根が続く

12:19 ガレ場から地蔵杉(899m)を見上げる

地蔵杉への最後の登りもかなりの急登。苦労して辿り着いた山頂は木々に囲まれて落ち着いた場所。ゆっくり昼食休憩をとる。その先は、地蔵杉西側にある林道へ向かって延びる尾根を下る。ネット上で調べた限りではここを通った記録はなかったので、無理ならば一つ北側の林道へ降りる尾根か、それも駄目なら洞峠まで行く覚悟をしていた。実際には赤テープがやたらとついていて、稜線上よりもはるかに明瞭な踏み跡がある尾根だった。標高670m付近で未舗装林道の終点に出てきて、地蔵杉から最短ルートで下山してこれた。今回も、最初から最後まで誰にも出会うことはなかった。

14:07 地蔵杉西側の林道終点に出る

【仏主(8:34)〜管理道からの登山口(9:48)〜長老ヶ岳(9:54/9:57)〜仏主峠(10:22)〜p768(11:17)〜地蔵杉(12:40/13:35)〜稜線から左へ降りる(13:45)〜林道終点(14:07)】

カシミール3D及びGPSトラックデータにより作成
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