■黒山(志賀良山) MTB ■自転車旅行記へ
●2011年4月24日(曇)
昨年、猪背山と同時に登ろうとしたが、あまりのヒルの多さに登山口から僅か20mで逃げて帰ってきた裏湖南アルプスの山である(猪背山の日記)。一般的にヒルが出没し始めると言われる5月になる前に消化しておかねばという、何とも消極的な理由でこの山を選んだ。
前回来ているので、登山口までは迷うことはない。急勾配の尾根につけられた送電線の巡視路に沿って進むが、雨が降った直後でもないのに道がジメジメと湿っている。ヒルにとっては絶好の環境だろう。まだ4月とはいえ、いかにもヒルが出没しそうな雰囲気だったので安心できず、担ぎあげたMTBの重さも忘れてしまうほど夢中になって坂道を登っていった。空を見上げると今にも降ってきそうな天気だ。
30分ほどで鉄塔のあるp416に来た(右写真)。ここでようやく一休みする。一帯は日当たりが良く、地面が乾燥していてヒルもいなさそうなので、とりあえず安心する。 |
下山は裏白峠へ向けて府県境を縦走する。巡視路から離れるので徐々に踏み跡は不明瞭になり、p518付近は迷いやすい。ある程度の乗車率を期待していたが、ほとんど乗車できる場面はなかった。狸のものと思われる巨大な溜め糞があった。 |
前回、猪背山に登る前に通過した意味不明の屋敷を再度通ってみることにした。 |
「のそっと村」の看板のある建物の場所までやってきた。外にいた中年オヤジがちょうど家の中に入るところだった。家の前には二匹の犬(白と黒)がいて、地面の上を寝転がっていた。 |
帰りは真っ黒な雨雲が迫っていたので何とか雨が降る前に駅へ着こうと急いだが、石山駅まで残り1kmの所で雨雲につかまり、スコールのような集中豪雨にやられた。
最初から最後まで逃げてばかりで、うんざりする一日だった。
【黒山登山口(10:00)〜黒山(11:10)〜p518(11:45)〜茶畑(11:55)〜裏白峠(12:00)】
カシミール3Dにより作成 |